先日、ちょっと気になるレポートを見かけました。
Citrini ResearchのAlap Shahさんが書いた「The 2028 Global Intelligence Crisis」という論文です。X(旧Twitter)で450万インプレッションを超えて、投資家の間でかなり話題になっています。
面白いのが、「AIが失敗したらどうなるか」じゃなくて「AIがうまくいったらどうなるか」というシナリオを描いている点なんですよね。
AIが"成功"するとどうなるの?
著者のこの言葉が印象的でした。
「AIへの強気な見方が正しかったとしたら、それって実は株式市場にとって悪い話なんじゃない?」
AIエージェントが本格的に普及した世界では、こんなことが起きそうだと分析されています。
あくまで仮説なんですが、読んでいてかなりリアルだなと思いました。
現場で感じること
もともと大手メーカーの生産管理の現場でシステム開発をしていた経験があるんですが、このシナリオは「絵空事」とは言い切れないんですよね。
現場のシステムって、ベンダーへの依存度が高い。でも今はAIを使えば、かなりの部分を自分たちで作れる時代になってきました。大企業がそれに気づき始めたら、中小のSaaS企業は一気に苦しくなりそうです。
中小企業こそ早めに動いた方がいい
このシナリオが伝えていることって、「AIが使えるか使えないか」じゃなくて「主導権を誰が持つか」なんだと思います。
大企業がAIで内製化を進めてコストを削減する。その恩恵が一部の企業や投資家だけに集中する未来は、あまり嬉しくないですよね。
中小企業やスタートアップこそ、今のうちにAIを「使いこなす側」に回ってほしいなと思います。それが、MECHABASEが考えるDXの本質でもあります。
← ブログ一覧に戻る