最近、物流の世界で「これは使えそうだな」と思うサービスが登場しました。
Nuvo AIというサービスなんですが、一言で言うと「荷物を運ぶのに関わるめんどくさい作業をAIが全部やってくれる」というものです。
物を運ぶ仕事は、意外と手作業だらけ
たとえば会社で商品を取引先に届けるとき、実際には何が起きているか想像してみてください。
どの運送会社に頼む? 金額はいくらが妥当? 書類はどこに送る? 荷物は今どこにある? 料金は正しく請求されてる?——こういう確認や交渉や書類のやり取りが、毎回発生するんですよね。
大企業なら専任の担当者が何人もいてこなせますが、中小企業ではこれが地味に重くのしかかる作業です。
AIがその70%を自動でやってくれる
Nuvo AIは、こういった物を運ぶ際に発生する作業の70%以上をAIが自動処理します。
運送会社との運賃の交渉、荷物のスケジュール管理、書類処理、料金の確認——これらをAIがこなして、人間は本来の仕事に集中できる形になります。
30万社以上の運送会社ネットワークを持っていて、荷物がリアルタイムでどこにあるかも把握できます。
結果として、輸送にかかるコストが7〜20%下がった、年間の管理コストが大幅に削減できた、という事例が出ています。
「大企業だけの話」じゃなくなった
これまでこういうシステムを導入しようとすると、ITの専門家を呼んで、数ヶ月かけてシステムを組んで、ようやく動き出す——という流れが普通でした。当然、お金も時間もかかるので、大企業しか手が出なかった。
Nuvo AIは違います。10件の荷物を送るところから始められて、数週間でコスト削減の効果が出始めるとされています。専門的な知識がなくても使い始めやすい設計です。
日本のEC事業者にとって何が変わるか
このサービスは今のところ北米向けですが、「AIが物流の面倒な作業を肩代わりしてコストを下げる」という流れは、日本にも確実に来ます。
ネット通販をやっている事業者にとって、配送コストは無視できない固定費です。そこをAIが削ってくれるなら、それだけで利益率が変わってくる。
「物流の効率化はうちには関係ない」と思っている方こそ、こういう変化に早めに目を向けておく価値があると思います。
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