最近読んだ調査で、ちょっとびっくりするデータがありました。

ChatGPTやGemini、Perplexityといった生成AIツールの月間セッション数が、世界の検索エンジン全体のセッション数の56%に達したというんですよね。

これ、数字だけ見ると「まあそうかな」くらいで流せそうですが、実際のビジネスへの影響は結構大きいと思います。

Googleのシェアが落ちてきている

調査によると、Googleの検索シェアは2023年の89%から2025年末には71%まで下がっているんです。まだ圧倒的に大きいんですけど、たった2年でこれだけ変化してきているのは無視できないな、と。

AI経由のセッションの83%はモバイルアプリから来ていて、ChatGPTが全体の89%を占めているそう。つまり「スマホでChatGPTに聞く」という行動が、いま急速に普及していると。

ECやネットショップへの影響

私がとくに気になったのが、EC・通販への影響です。

たとえば誰かが「プレゼントに使えるちょっとしたギフト 3000円以内」って調べるとき、以前はGoogle検索してサイトを見て回っていたのが、いまはAIに「おすすめ教えて」って聞くケースが増えていますよね。

AI側が答えを返すとき、どこから情報を持ってくるかというと——商品説明のテキスト、サイトの構造化データ、レビューや口コミの内容など、ウェブ上に書かれた情報を参照しています。

つまり、AIに正確に拾ってもらえる情報設計が、今後の集客に効いてくる、ということですよね。

SEOは死んだのか?

ここで大事なのが、調査の結論でも言われていた「SEO vs. GEO(Generative Engine Optimization)ではなく、両方必要」という点。

Googleの検索からの流入は今もまだ大きい。でもAI経由での接触も無視できなくなってきた。ということは、どちらかに絞るよりも、AIにも人間(検索エンジン)にも情報が伝わりやすい書き方・設計にしていくのが現実的な答えかな、と思います。

具体的に何を変えると良いか

私がいま考えているのは、こんなことです。

  • 商品説明は「キーワードを詰め込む」より「人が読んで意味が通る自然な文章」で書く
  • FAQページや使い方コンテンツを充実させる(AIはこういうページを参照しやすい)
  • 構造化データ(schema.org)をちゃんと設定しておく
  • ブランドや店舗の「何者か」を明確にページに書いておく
  • 当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、キーワード最適化ばかりに気を取られてきた方にとっては、ちょっとした視点の転換かなと。

    これからのこと

    まだ「AIに聞く」の習慣が完全に定着しているとは言えない状況ですが、流れはもう来ていると思っています。

    今のうちから「AIにも伝わる情報設計」を意識して、コンテンツや商品ページを整えていくのが、中長期的には効いてくる。

    大きな投資じゃなくて、書き方と構造を少し見直すだけで始められる話なので、EC担当者の方はぜひ一度、自社のサイトを「AIが読んだらちゃんと意図が伝わるか?」という視点で見直してみると良いかもしれません。

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